Firebase App Distribution で Android アプリを配布してみた
私が担当しているプロジェクトでは、Fabricを利用してAndroidアプリを配信しています。
ロードマップによると、この機能はまだFirebaseに移行途中ですが、Firebaseコンソール上ではすでに使えそうでした。
ということで、実際にFirebase App DistributionでAndroidアプリが配布できるのか、試してみました。
なお iOS版は下記です。
Androidアプリの準備
適当に新規作成しました。すでにある場合はSkipです。
Firebaseプロジェクトの準備
Firebaseプロジェクトの新規作成
AppDistributionSample
という名前で新規作成しました。すでにある場合はSkipです。
Firebaseプロジェクトにアプリ追加 & ビルド準備
Firebaseプロジェクトにアプリを追加します。すでに完了済みの場合はSkipです。
手順に従って、google-services.json
をダウンロードし、Androidアプリモジュールのルートディレクトリに追加します。
続いて、手順に従ってFirebase SDKを追加し、最後に「Sync now」をクリックします。
Androidアプリのビルド
build
メニューのBuild Bundle(s) / APK(s)
のBuild APK(s)
を選択してビルドします。
Androidアプリの配布
APKファイルのアップロード
作成したAPKファイルをFirebase App Distributionにドラッグ&ドロップします。
なお、Android App Bundle (aabファイル)
はアップロードできませんでした。
テスターの追加
適当にテスター(メールアドレス)を追加します。
リリースノートの記入
適当にリリースノートを記載します。(画像取得を忘れてました……)
Androidアプリを配信する
最後に配信します。(画像取得を忘れてました……)
成功しました!
Androidでアプリをインストールする
メールを確認し、Accept invitation
を選択します。
続いてサインインすると、さきほどアップロードしたアプリのダウンロードボタンが表示されました。 ポチッと押してダウンロードします。
Androidでファイルアプリを実行し、ダウンロード画面からさきほどダウンロードしたアプリを選択し、インストールします。
インストールが完了し、無事に実行できました!!!
App Testerアプリ
メール以外でも、このアプリを使うことで、最新版の確認とダウンロードができます。
最初に受信したメールでAccept invitation
を選択し、表示された画面の下部からApp Testerのダウンロードとインストールが可能です。
アプリはこんな感じです。迷うことなく使えそうですね。
まとめ
まだアルファ版みたいですが、Gradleから配布できるみたいです。 ビルドプロセスに組み込めるので、超便利になりそうですね。
特に問題無さそうなので、実際の案件でもぼちぼち移行してみたいと思います。